
自分はお酒に強いのだろうか。
以前の記事で、日本人の約半分がお酒に弱いという話をしました。
しかし、重要なのは自分がどのタイプに属するかです。
お酒の強い人、弱い人、全く飲めない人の3タイプの遺伝子がありますが、自分がどれなのか簡単にチェックする方法がありますのでご紹介します。
アルコールパッチテスト
自分がお酒に強いか最も簡単な方法はアルコールパッチテストでチェックすることです。
子供でも出来ます。
<お酒の強さをチェックする方法>
消毒用エタノール(70%)を2~3滴、絆創膏に垂らして、前腕の内側に張ります。
7分間待って、絆創膏を剥がして皮膚の色を調べます。
そのまま更に10分待って皮膚の色を再度調べます。
絆創膏を剥がした時点で、皮膚が赤くなっていればDD型で、お酒が飲めない人です。
更に10分待った後で皮膚が赤くなった人はND型、お酒に弱い人です。
何も反応がない(絆創膏を剥がして17分以上)人は、NN型、お酒に強い人です。
消毒用エタノールは薬局でも売っています。
また、もっと簡単に調べたいという方は、市販でも検査パッチはあります。
市販のものも、やり方は簡単で、前腕の内側にパッチを張って、20分待ちます。
そのときの皮膚の色で判断します。
とは言え、簡易的な手法なので、もっと詳しく調べたい方は遺伝子調査の方法もあります。
遺伝子別のタイプ結果
NN型:お酒に強い人、日本人の約半分強がここに属します。少量程度なら顔が赤くなることもないでしょう。
ND型:お酒は飲めるが弱い人です。顔が赤くなったり、頭痛がしたり、少量でも何かしらの症状が出ることが多いです。
DD型:全く飲めない人です。命にかかわることもあるので、お酒は控えましょう。
お勧め書籍
お酒の強さにまつわる話としてはこちらの書籍が大変参考になります。酔いへの対応策というよりは、興味本位でのお酒への体質や遺伝的な歴史の話など、興味深いです。
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