説得力のある話し方をする方法から論理的思考を学ぶ

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自分の主張に説得力を持たせたい。
説得力のある話し方をしたい、論理的な文章を書きたい。

と思って本を読んだり、ネットで調べたりしても、やること、注意することがたくさん出てきて、「分かる」けども「出来ない」、「使いこなせない」というのが本音ではないでしょうか。
ロジカルシンキング、論理的思考といったものほど、「分かる」と「出来る」が違うことはないかもしれません。

そこで、即効性があって、説得力のある話し方をする方法について、ご紹介します。5個とか10個とか、コツを上げるのは簡単ですが、そんなに一気にできないのが普通なので、ここでは2つだけに絞ります。
(これをやってると、論理的思考を学びたくなります)

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主張を言い換える

自分の主張に説得力を持たせるのに最も簡単な方法は、何度も言い換えて同じことを言うことです。
同じことを言い換えていうことで、あなたの主張は補強されていきます。

説得力を持たせるには、これが正しいと思われるような方向に誘導していきます。

①他の人の主張で補強する

私はこうだから、こう思う。

これはあなたの意見です。
これに対し、説得力を持たせるには、誰もが信頼するAさんも同じことを言っていた、というだけで、主張への信頼度があがります。

もっと一般化すれば、歴史の偉人の名言、ある分野で十分な実績を出している有名人の言葉などからとってくることもできます。

あの人もこういう主張をしている、といった風に同様または類似の主張を探して持ってきます。
この方法は根拠がないのに、説得力が増します。

例えば、学生に対して、野球がうまくなる秘訣として、あるトレーニング方法を紹介するとします。

こういう風に練習すればいいのではないか、というだけでなく
あのイチローもこのトレーニングを勧めていた

というと、説得力が増します。

この方法は簡単で、説得力を持たせる効果はありますが、あまり論理的ではありません。
他の言い換えも必要です。

②具体化と抽象化

ロジカルシンキング(論理的思考)を勉強すると必ず出てくる論法で演繹法と帰納法というものがあります。別に覚えなくてもよいのですが、これは具体化と抽象化のことです。

主張を言い換える際に、具体的に言い換える、抽象的に言い換えるという手法が使えます。

メージャーリーガーで思い浮かべると、イチロー、ダルビッシュ、岩隈、の3人が出てきたとします。
メジャーリーガーという言葉を具体化した例がこの3人です。

逆に、イチロー、ダルビッシュ、岩隈、この3人の共通点はメジャーリーガーです。
共通する点から一般的な括りを探すのが抽象化です。さらに抽象化すると、野球選手、とも言えます。

実際に、自分の主張をより個別具体的なことに言い換えるのは、単にその事象を具体的に説明するのではなく、具体的な事例・事実を示すのが分かり易いです。

・このトレーニングは2日1回、2人1組で行うものです

と具体的に説明するとイメージが湧きます。但し、これ自体に説得力は強くありません。

・イチローもこのトレーニングを実践して上手くなった
・隣町の高校でもこのトレーニングを取り入れて地区優勝した

と、具体的な事実を述べます。

逆に、抽象化していくことで、一般的にこういうことはいいことだよね、と主張してみるのも有効です。
自分の主張を一段階上位概念に言い換えて、一般的な言い換えが出来ないか考えてみましょう。

・正しいやり方で筋トレをやることは効果がある
・細かいテクニックよりも、まずは身体の土台を作ることが大事だ

といった、一般論に近い話です。

③データで語る

自分の主張に一番の説得力となるのは、統計、データです。
これは主張の根幹、根拠となりえます。

なぜこれが説得力を持たせるのに強いかというと、客観性があるからです。
上記の①と②に組み合わせるとより効果があります。

資料を作るなら表やグラフなどの統計データを用います。

つまり、同じようなことを何度も言い換えて言うのは下記のようなイメージです。

「自分の主張」=「具体的事例」「一般的事例」「エピソード」「引用」+「データ」

言い換えて何度も言うのを是非意識してみてください。

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自分で自分に反論する

どんな主張にも反対意見は存在すると思っておきます。
それに対してどう返すかは考えておかねばなりません。

話しながらでも言葉に出しながらでも、浮かんできた反論についてい、こういう意見もあるよね、と自分で反論意見を認めつつも、それはこうだから違う、これには当てはまらない、と潰していくのです。

これをやって欲しいのは、感情で主張しないためです。

自分の感情はなくさないと論理的な発言はできません。
客観性を保つためには、他者からどう見えるか、という視点を常に持つ必要があります。

そのため、自分の主張に自分で反論してみるというのをやってみてください。

これは、こういう論理の穴があるな。
こういう考え方もできるな、というのが浮かんできます。
それに対処できないようであれば、当初の自分の主張は弱い、間違っている、といった可能性も考えられます。

説得力を持たせる、ということに絞れば、これだけでも十分だと思いますが、いずれ行き詰まることもあるでしょう。そこで、ロジカルシンキング、論理的思考の出番です。

次のステップ:論理的思考を身に着ける

自分の主張に自分で反論すると、潰しきれてない事象が出てきます。つまり、言い返せない、反論に反論できないことも出てきます。

これは、自分の主張に穴があった可能性があります。

ここまで気付けば、自分が論理的に考えられていない、ということで、論理的思考を本格的に学びたい、と思うのではないでしょうか。

何となく、ロジカルシンキング、論理的思考の本を読んだりしても、実践できないのは、その必要性を真に認識できていないからです。なんとなく論理的に話したい、考えたい、と言ってもそれは無理があります。

まずは、いかに自分の思考が論理的ではないかを気付いて、自分の思考の癖に気付くことで、本格的にロジカルシンキング、論理的思考を学びたいと思えば、MECEの概念、フレームワークの使い方、といったところも、こういった考え方をすることで、抜け、漏れ、ダブりがなくなる、といったことが理解でき、すぐに使えるようになると思います。

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