IOTの読み方と意味を簡単に分かりやすく解説

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IoTとは何か、読み方と意味を簡潔に説明してください。

試験問題に出そうです。

IoTは一般用語として定着していますが、それを説明できるでしょうか。

一口にIoTといっても、範囲は広く、どのことをIoTと言っているか人によっても異なります。

分かり易く、簡潔に、説明出来るように。

IoTの読み方

アルファベットのIとOとTなので、アイオーティーと読みます。

そのままです。

Oは大文字で書く人もいますが、IoTは「Internet of Things」の略称で、IとTを強調したいので、Oは小文字にすることが多いです。

直訳すると「モノのインターネット」です。まだイメージし辛いですね、少し具体的見ていきます。

IoTとは何か

モノがインターネットで繋がるというのはやや抽象的な言葉です。

「モノにチップやセンサーが組み込まれて他のモノとインターネットで繋がること」といえば少しわかるでしょうか。

最も身近なものでは、例えば、スマホはネットで繋がりますよね、IoTです。(PC等も当たり前すぎて、IoTとしてカウントされないことも多いです)

携帯電話は電話するだけの機能だったのが、インターネットに繋がっています。

冷蔵庫、テレビなどの家電、車や設備機械、家、オフィスビル全体と全てのモノはインターネットに繋がる可能性を秘めています。

スマホやウェアラブル端末(スマートウォッチ等)などは広義のIoTという言葉で使えます。

もう少し絞ると、IoTのうち、スマート家電(冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコン等)など、コンピュータを組み込んでいる(内蔵している)モノのネットワークはM2Mと呼ばれます。

M2MはMachine to Machineの略で、機械同士がネットワークで繋がっていることです。スマート家電の他にも、自動で照明を制御(人が通ると明るくなるとか)したり、天候の情報を集めて表示させる(アメダス)といったものもM2Mです。尚、M2Mは必ずしもインターネットでつながっているとは限りませんが、一般的にIoTという言葉で使われます。

他にも無線タグやセンサーを付けると何でもモノがインターネットで繋がりますね。物流での荷物の配送状況を調べたり、商品の温度を一定に保ったり、と一概に操作するだけでなく、情報を収集することもIoTに入ります。

図示するとこんなイメージです。

あらゆるモノ、すべてのモノがインターネットで繋がる、ということで、IoEという言葉もあります。

「Internet of Everything」です。シスコシステムズの元会長、ジョン・チェンバースの言葉ではないかと思いますが、今後はIoTの時代が来る、というのを強く印象付けたワードです。

全てのモノとモノがインターネットで繋がることで、人々の利便性は高まり、セキュリティや災害対策はもちろん、利益を生み出すようなビジネスモデルさえも変わってきます

ネットに繋がっているもの、インターネットでなくとも、ネットワークを有しているモノ、というのは周囲にたくさんあると思います、見るたびにIoTだな、と思ってください。

まとめ

ということで、冒頭の質問にはこう答えます。

IoT(Internet of Things/アイオーティー)とは、通信機能を有するモノ(センサー等を組込まれたモノを含む)がインターネットによって、あらゆるモノと繋がること。

次は、IoTのビジネスへの活用についてご紹介しようと思います。

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