
バターコーヒーをもっと手軽で簡単に作れないか。
糖質制限ダイエットするときには欠かせなくて、それ以外でも午前中の眠気がなくなり、集中力も確実に増して、私にとってはバターコーヒーなしでは不安なほどです。
でも、ずっとこんな悩みを持ってました。
バターコーヒーを毎朝飲むにはもっと手軽に、簡単に、コストを抑えて作ることができないか。
朝の5分、10分はとても貴重なのです。
ということで、ギーを使って、2分で出来るバターコーヒーの簡単でお手軽な作り方を紹介します。
なんとか手軽に簡単にコストを抑えて、バターコーヒーを作れないかとアマゾンや楽天に売っているギー、MCTオイルはもちろん、ネットで紹介されているような道具は片っ端から試してみました。
同じ疑問をもってる方には参考になると思います。
この記事を読むと以下のことが分かります。
- ギーを使ったバターコーヒーの簡単で手軽な作り方がわかります。毎朝2分で作れるようになります。
- バターコーヒーを簡単に作るために必要な材料(ギーやMCTオイル)、道具(ブレンダー等)も分かります。
- ついでに、ギーを使ったバターコーヒーの効果もわかります。
そして、毎日飲みたくなって、明日から実践したくなります。
ちなみに、今回ご紹介する作り方で私は1年以上飲み続けています。
そして、糖質制限ダイエットでも確実に体重を落とせています。いたって健康です。
目次
バターコーヒーとは
とりあえず、バターコーヒーについて簡単に説明しておきます。
バターコーヒーは、2015年にベストセラーになった「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(ダイヤモンド社)で紹介されています。
本の中では、「完全無欠コーヒー」と称されおり、その名の通り、良い日本語訳だなと思います。
その後、雑誌やテレビでも、ダイエットとして、バターコーヒーが取り上げられ、一大ブームになりました。
簡単にその手順を簡単に、書き出してみます。
- 良質なオーガニックコーヒーに、
- グラスフェッドバター(牧草だけを食べて育った牛からとれる良質なバター)と、
- MCTオイル(中鎖脂肪酸:ココナッツオイルの強化版みたいもの)を入れて、
- ブレンダーでよくかき混ぜて、
- 朝食の代わりに飲む(朝食はバターコーヒーだけ)
この本の著者は、ダイエット(体重管理)と体調管理に加えて、脳の働きを良くして、仕事の生産性を上げる、集中力が上がるなど、多くの効果があることを提唱しています。
実際に作って飲んでみると、糖質制限ダイエットとの組み合わせが最高で、仕事、勉強でも午前中の集中力もあがりました。
一方、本の通りに作ってみるとわかりますが、結構な手間がかかります。
材料や道具を調達するところからで、いろいろな疑問が湧いてきます。
バターコーヒーの作り方で困ったこと
元々、バターコーヒーを作るうえでの悩みはこんな感じでした。
きっと同じ悩み、疑問を持ってる方もいるでしょう。
- バターコーヒーは良質とか、高品質とか、どこまで材料に拘って作る必要があるのか。
- とにかくバターが高い。
- バターをまとめ買いすると、保存が場所を取る。
- バターを切るのが面倒。
- 洗い物が面倒(特にミキサーを使ってたので)。
何より、バターコーヒーって、もっと手軽に簡単に安く作れないか。
毎朝飲むので、如何に簡単な作り方ができるかが重要。
やはり朝の5分はとても大きいです、そして手間をかけたくないのです。
手軽さと効果を追い求めて、バターの代わりにギーを使うに至ったのですが、ギーを使うにあたっては、新たな疑問が生じます。
- ギーは何を選べばいいのか。
- ギーを使ったバターコーヒーはどうやって作るのか。分量は。
- ギーだけでも効果が出るのか。
と、いうことで、色々試した結果、これらの疑問に答えて、手軽で簡単に、ギーを使ったバターコーヒーの作り方をご紹介します。
ギーを使ったバターコーヒーを作るのに必要なもの
まずは、作り方よりも簡単に作るための準備が重要です。
このバターコーヒーを作る準備がそろったら、8割くらい作り方の説明終わったようなものです。
コーヒー
バターコーヒーに使うコーヒーは、色々試した結果、結論、何でもいいです。
お好きなインスタントコーヒーでも十分に糖質制限ダイエットの助けになります。
シリコンバレー式では、良質なオーガニックコーヒーを使え、と書いてますが、健康云々よりも、糖質制限ダイエットと組み合わせるということなら、コーヒーはお好きなものを選びましょう。
オーガニックのインスタントコーヒーもありますが、私の場合はとにかく手軽さを重視。
コーヒーをスプーンで取ってカップに入れる、お湯を沸かす、お湯を入れる、というのすら面倒です。
ということで、ボタン一つでコーヒーが作れる、ネスカフェのバリスタを使ってます。
このバリスタという機器は事前に専用のコーヒー(粉)とお水をタンクに入れておけば、ボタン一つで1杯分だけのコーヒーが出来ます。
この手軽さは病みつきになります。
バターコーヒー作るとき以外でも、ボタン一つでコーヒーが飲めるのはとても便利です。
毎回用意するのはカップだけという普通のコーヒーメーカーとは違った手軽さがあります。
バリスタは最低限の機能だけのものから高機能のものまで、種類はいくつかあるのですが、私が使ってるのは一番安くて水のタンクも大きいもの。
安いものなら3,000円程度で購入できますので、置く場所さえあれば是非お勧めします。
スマホアプリと連携して、好みの濃さや水の量を調節できます。
コーヒー(粉)を買うのも忘れずに。
だいたいどこのスーパーでも売ってますし、詰め替え1つで結構持ちます。
ギー(GHEE)
バターの代わりにギーを使います。
だから、厳密にはバターコーヒーではなく、ギーコーヒーになりますね。
ギーとは、バターからタンパク質や不純物を取り除いたもので、バターのより良質なもののイメージをもってください。
手軽さを追い求めるうえで、とても重要ですが、ギーはバターより以下の点で優れています。
- 常温保存ができるので、冷蔵庫不要
- 常温でも長期保存可能
- バターのように切る必要がない
- 固まらないのでスプーンで簡単に取れる
- 場所を取らない(容器にほぼ液体で入っているだけ)
デメリットはコーヒーを作ったときに、バターほどのクリーミーさが出ない、というところでしょうか。
これも色々と試した結果、100%グラスフェッドギーであれば、どれでも良いです。
コーヒーと違って、やはり脂肪そのものなので、良いものに越したことはないと思い、素直にグラスフェッドバターから作られたギーを使いましょう。
重要な腹持ちの良さはどれも大きく変わりませんでした。
分量のほうが大事です。
味や香りは商品によって、異なるので好みがあるかもしれませんが、ここで重視すべきはコスパなので、グラスフェッドギーでお勧めは下記になります。
容量が多いのはポイント高いです。
ただし、こちらの商品は購入から届くまでに結構時間がかかることが多いので、明日すぐ欲しいという方にはこちらを紹介しておきます。
香りが合わないという可能性もあるので、最初は少量のものでもいいですが、毎日飲むとすぐになくなっていくので、本格的に始めるときは容量が小さいものはお勧めしません。
多くのブログでバターコーヒーを作る際のギーのお勧めとして、上記の「ギーイージー」を紹介してますが、正直コスパが良いとは言えません。
容器も小さいのですぐなくなります。
ただ、何故かパッケージを含めて、みんなが進めている安心感はあります。
味や香りの好みもあるので、お試しとしてはありです。
MCTオイル
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglcerides)のことです。
中鎖脂肪酸は、消化・吸収・分解が早く、脂肪として溜まりにくい、いわゆる良い油です。
中鎖脂肪酸はココナッツオイルにも含まれてますが、ココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを取り出したものがMCTオイルと思ってください(実際にはパーム由来とかもあります)。
ココナッツオイルの良いところだけをとったようなものです。
MCTオイルの何がすごいかって、たくさんあるのですが、す糖質制限ダイエットの強い味方になるのはケトン体を生成してくれることです。
要は脂肪が燃焼しやすくなると思えばOKです。
加えて、ケトン体は脳の栄養源になるのですが、集中力が増します。
糖質制限ダイエットが目的であれば、これは副次的ですが、学生やビジネスマンには助けになります。
MCTオイルも色々試してみたのですが、これがすごくいい!みたいなのは正直体感では、分かりません。
面倒なのを避けるという意味では、液だれしないのが重要です。
ということで、安くてたくさん入っていて、液だれしないのがいいので、これを使ってます。
なお、単に朝食をバターコーヒーにするというだけなら、MCTオイルはなくて、ギーだけのバターコーヒーでも大丈夫です。
バター(というかここでは)ギーだけでも午前中に空腹になることはあまりないです。
糖質制限ダイエットをするなら、MCTオイルを入れるのをおすすめします。。
軽量スプーン
100均でいいです。
自分にあった分量を探っていくことになるので、大さじ、小さじ、その半分、その間、とたくさん図れるもののほうが便利です。
ちゃんと大さじ、小さじを図れる安心感を得るためにも、軽量スプーンはあった方がいいです。
ブレンダー(撹拌機・ハンドミキサー)
ブレンダーはバターコーヒーにおいて、とてもとても重要なもので、必須です。
ミキサーとか、ブレンダーとか、ハンドミキサーとか、撹拌機とか、色々と呼び名はあるのですが、ミルク泡立て器用という小さいのがお勧めです。
普通のミキサーだと洗うのが面倒になります。
デザインと使い勝手、大きさ(コンパクト)、機能、洗いやすさ(重要)、大きさ、保管方法、そして、値段を考慮して、以下を使ってます。
大き目のカップ
敢えて買う必要はないと思いますが、普通のコーヒーカップではなく、かなり大き目のカップを準備しておくといいです。
撹拌すると、泡で2倍以上にはなりますし、撹拌中も2~3倍以上に跳ねます。
撹拌する容器と飲むときのカップを分けるのであれば、撹拌用の容器があれば大丈夫です。
私の場合は洗うのが面倒なので、大きいカップ1つで済ませています。
ミルクと砂糖は入れない
バターコーヒーはブラックを基にします。
特に糖質制限ダイエットを目的として、バターコーヒーを飲む場合は入れないようにしましょう。
そもそも、ギーが乳製品なので、そこそこクリーミーなのでミルクは不要です。
砂糖は論外です。
ギーを使ったバターコーヒーの簡単な作り方
やっと本題のバターコーヒー(ギーコーヒー)の作り方です。
今まで準備した材料を足していくだけです!
- カップにコーヒーを入れる
ネスカフェバリスタで入れます。
私は200MLを入れてます。 - ギーを大さじ1杯いれる
軽量スプーンの大さじ1杯です。
ギーの分量は各人によると思いますので、まずは小さじ1杯から試してみるのがいいです。 - 私の場合、大さじ2杯だと胃もたれ起こします。
大さじ0.5杯だと物足りなさがあります。 - MCTオイルを小さじ2杯いれる
同じく軽量スプーンでの小さじ2杯です。
最初はかならず、小さじ1杯以下からはじめてください。 - 入れ過ぎるとすぐに下痢になりますので、慎重に。
便秘にはとてもいいです。 - ブレンダーで30秒ほどしっかりと撹拌する
30秒ほど撹拌すると乳化され、泡々な状態になりますので、しっかり撹拌しましょう。
予想以上に飛び跳ねますので注意を。 - 泡も含めてバターコーヒーを飲みます。
基本的にバターコーヒーを作ったらすぐに飲みます。
朝食代わりにリラックスして、ゆっくり飲むといいと思います。 - 泡も確り味わって飲みましょう。
- 洗う
洗うものは、カップ、ブレンダー、軽量スプーンの3つだけです。
ギーを使ったバターコーヒーの効果
ところで、こんな疑問が湧きます。
が、体感では効果は変わりません。ご安心を。
変わるのは手間と味です。
ギーを使うと、バターほどのクリーミーさは出ません。
まずいわけではないので、毎朝飲むのは苦ではないです。
むしろ、毎朝が楽しみです。
ちなみに、私にとって、ギーを使ったバターコーヒーを飲んだ日と飲まない日では明らかに体感的に違うのは以下のようなことです。
- 眠気が出ない
- 集中力が増す
- 空腹にならない
どれも効果は午前中のみです。
なぜか、私の場合は、バターコーヒーを朝食代わりにとって、昼食に普通にご飯を食べる(炭水化物をたくさんとる)と、100%の確率で午後に眠くなります。
だから、昼食は糖質制限をするしかない状態になっています(笑)。
では、あなたも明日から、是非ともギーを使ったバターコーヒーを作ってみましょう。
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